みなさん「髪質改善トリートメント」って効果感じますか?
巷でメニューーが氾濫している「髪質改善」
いろ~んな施術方法がございます、でもお客様は調べてもあまり詳しくはわからないですよね💦
ですので「トリートメント」系の施術で髪がつるつるになったら良いなって思ってサロンに
行ってみようと思い、施術を受けます。
そして、次の日シャンプーをして乾かすと、、、、
あれ??サロン帰りのサラッサラはどこへ行ったのか、、、😿
★注意★
髪質改善トリートメントを意味のない施術と言ってる訳ではありません、そこは間違えないでくださいね。
「順番」が違うんです。
という事で、うねり、チリチリ、くせ毛さんは「縮毛矯正」先にしましょう
今回のゲスト様のお写真はこちら

そこまでうねうねではありませんね、ハイ。
中間を絞るカットをして、くびれを表現しております。常連様です。
ご来店時の「自分で乾かした状態」でご来店頂いてます。
しかも、今日は縮毛矯正をされる予定でしたので、オイルやミストをつけないで
アイロンも我慢して頂いての状態です。
普段はもう少しうねりが伸びていると思います。
ですが、自然に乾かしただけですと、このように動きが出てしまいます。
特に梅雨時、初夏の現在(7月初旬)汗をかいたり、湿気がございます。
このように髪がチリチリ、少しウネウネされていると、とたんにまとまりません。
お客様は「お使いやすい髪の毛」にしたい。というご要望です。
その場合は、「癖、うねり、チリチリの強弱を問わず、縮毛矯正」が改善の最適解です。
これ以上もこれ以下もございません。
★ちなみに「髪質改善」というメニューは当店にありません★
あくまで、昨今の流行り、検索されやすいワードとして髪質改善縮毛矯正、髪質改善トリートメントと
明記しています(もちろん、矯正もトリートメントもかなりいろんな施術方法を日々学んでおります)

中間から毛先を、お客様一人一人の状態に合わせて完全調合します。
一人とて同じレシピがありません。ある一定の鉄板レシピはありますが、そんなに簡単なものではありません。
できるだけ傷みを誘発しないように、かつサラッサラになるように施術いたします。
1、薬剤を髪の毛に適切な強さ、量、時間で塗ります。(髪の毛の結合を薬剤で解きます)
2,適切な解きが確認できたら、流して優しくシャンプーをします。(髪質改善に特化したシャンプーを使用)
3.お席で髪を乾かして、アイロンで整形を致します。(乾いたら、髪の毛さんはまっすぐになってね、と指示します)
4.固定の薬剤(2液)をつけて放置して流します。
5.流した後にシャンプー台でアフターケアをします(この時プチヘッドスパをするのですが、かなり人気です)
6.髪の絆創膏「アルファミスト」を噴霧してしっかり乾かします。
7.乾いた状態を確認してもらいます。
簡単に説明いたしますとこのような施術で縮毛矯正が成り立っております。
では肝心の「縮毛矯正のしあがり」ご覧ください

乾かしてこちらの状態になってみたら、多くのお客様が綺麗になった、と感じるかと思います。
「トリートメント」ではこのような質感は乾かしただけではなりません。

乾かしたら、こちらの状態になります。
過密改善トリートメントのように最後にアイロンを通したからこの質感になっている訳ではありません。
(乾かした後に質感を確認して頂いた後、アイロンを軽く通して水分を更に飛ばす工程はございます)

並べてみるととても分かりやすいですね!
こちらが「ドライヤーで乾かしたら」叶うんです。かなりの変化だと感じる方は
かなり多いと思います。
ここで重要なポイントをご説明いたします
1
・縮毛矯正は「できる髪質」と「できない髪質」があります。簡単に言うと、髪が極端に傷んでる方。
濡れてる時髪を指で引っ張ると千切れる方。頑張って乾かしても、髪の毛がトウモロコシのひげの部分みたいな
質感になってる方はやって持続時間が少ないので、カット推奨です。
2
・「縮毛矯正」は「整形」です。自宅でホームケアしない方、ホームカラーする方は
お望みの質感が維持できないかもしれません。髪を整形して、また傷む要素を追加するホームカラー、
整形をして自宅でケアしない方はサロンでの感動が薄れます。
3
・必ず、カットをする。伸ばしていても、自宅でアイロンやコテ巻きする方は髪が固くなります。
カットを定期的にしましょう。
4
・髪質改善トリートメントを定期的にしましょう。これは自宅でホームケアする方は重視しなくてもよいですが、
サロンでしかできない工程や、癒し時間(プチヘッドスパなど)がサロンでしかできないとお思いの方はぜひさせて下さい。
日々精進しております。
いろいろ細かく厳しくお伝えは致しましたが、、、、
皆さんの価値観もそれぞれですし、私の施術方法、施術方針も日々勉強しておりますので、すべてが正解でも
ないですし、すべてが不正解でもありません。極論をお伝えするとこのような表現になってしまいます。
・ここまでは傷んでもよいから全体に明るくカラーがしたい
・このダメージにも今日より少しでも扱いやすくなるなら縮毛矯正をかけてみたい
・少し傷むのを承知でスタイリングを一緒に練習して上手になりたい
・いままでホームケアをめんどくさがってたが、コストをあまりかけずにあできなら一緒に考えたい
いろいろ一緒に考えながら縮毛矯正やトリートメント、ホームケアなどを考えたいのです。
そして、みなさんが癖やうねうねやチリチリから解放され、「扱いやすい髪の毛」になってくれたら
嬉しく思います。